楽しくカメラマン体験 港区で地域交流イベント

 港区(東京都)主催の地域交流イベント「カメラマン体験~大切なもの・人を写そう~」が7月29日、港区立障害保健福祉センター(ヒューマンぷらざ、港区芝)で行われました。

 港区が進める「だれでも学べる機会の提供事業」の一環です。この事業は、港区生涯学習推進計画(2021年度~26年度)にもとづいて、年齢や国籍、障害の有無などにかかわらず、誰もが、いつでも、どこでも、学べる機会の充実を図ることが目的です。

ヒューマンぷらざの職員をモデル役にして行われた簡易スタジオでのテスト撮影。
本番では参加者がお互いにカメラマンとモデルになって写真を撮り合った。

 イベント(参加費300円)には、区内の6組が参加。特定非営利活動法人ヴォイスの横山聡理事のアドバイスを受けながら、簡易スタジオで、お互いにカメラマンとモデルになって写真を撮り合いました。モデルになった参加者は最初は硬い表情でカメラの前に立ちましたが、他の参加者やボランティアの人たちに盛んに声をかけられて満面の笑顔になりました。

 1人1台ずつ貸し出した一眼レフと、レフ(反射板)を使っての自然光での撮影や、ぬいぐるみやボールなど小物の撮影も行われました。
 自分で撮影したお気に入りの1枚をプリントしたオリジナルバッグやTシャツを街中でも楽しんでもらおうと、アイロンプリントとトートバッグも配られました。

 参加者が撮った作品の一部は、11月24日(日)=午前10時~午後3時=に同センターで開催される「第24回ヒューマンぷらざまつり」で展示される予定です。

アイロンプリントしたトートバッグとTシャツの見本