港区(東京都)の「第24回ヒューマンぷらざまつり」が11月24日、港区芝の区立障害保健福祉センター(ヒューマンぷらざ)で開かれました。
テーマは「障害のある人もない人も手をつなぎ地域との交流をより深く~心のバリアフリーをめざして」。区内各団体による飲食の模擬店、衣類や雑貨のバザー、絵画や書道作品の展示などが行われました。サーカスショー、朗読劇、フルート演奏などの「ふれあいステージ」にもたくさんの人が詰めかけ、出演者に盛んに拍手を送りました。

特定非営利活動法人ヴォイスの横山聡理事が講師を務めた写真講座の受講生による作品も展示されました。2月には、受講生がヒューマンぷらざ近くの芝商店街を訪問し、店の経営者や従業員を一眼レフカメラで撮影。芝不動尊では、受講生のためにご本尊を撮ることも許可してくれました。
7月の地域交流イベント「カメラマン体験~大切なもの・人を写そう~」では、簡易スタジオで、受講生が互いにカメラマンとモデルになって写真を撮り合い、レフ(反射板)を使っての自然光での撮影、花やボールなどの小物の撮影も体験しました。お気に入りの1枚をアイロンプリントできるようにトートバッグも配られました。

ヒューマンぷらざまつりでは、芝不動尊や商店街の写真、モデル役の受講生の笑顔がはじける写真などを展示。ヒューマンぷらざの担当者のアイデアで、フィルムのリール穴を模した枠に作品を飾りました。実際に受講生がアイロンでプリントしたトートバッグも壁に貼り付けて展示しました。
訪れた人からは「笑顔を見て、こちらも明るい気持ちになります」「自分の写真をプリントしたバッグを作ってみたい」などの声が聞かれました。
