役員紹介

理事長 橋本 弘道

 このNPO法人の名前「ヴォイス」は、もちろん「声」のことです。でも、肉声という意味ではありません。自分の思いや気持ち、考えていること、つまり心の声という意味です。目の前のだれかに自分の気持ちを伝えたくても、伝えることができない。周りにたくさん人がいても、一人ぼっちのような気がする。心はたくさん声を出しているのに、だれにも伝えることができないと思うと、次第に心の声も小さくなってしまいます。
 わたしたちは、そんな声をだれかに伝え、だれかの声をあなたに届けるお手伝いをしたいと考えています。文章を書いたり、写真を撮ったりするワークショップ、生き方や進むべき方向を考え、あふれる情報に流されないよう自分自身を見つめるための講座などを用意しています。わたしたちと一緒にあなた自身を見つめ、心の声をだれかに伝えてみませんか。

1982年早稲田大学第一文学部卒。読売新聞東京本社で社会部次長、配信部長などを務めた。

理事 横山 聡

 小中学生対象の「写真出前授業」を新聞社在職中は年間約20校で行い、それを13年間続けてきました。
 写真を撮るということは、上手くきれいに撮るだけではなく、身近なものから何かに「気づく」きっかけ作りを助ける作業の一つです。たとえ写真がボケていたり、ブレたりしていても、その時の自分がそこに投影されているという意味で、素晴らしい作品です。構図や撮影技術などは二の次です。
 「映え」や「枠」にしばられず「自由」な気持ちで見つけた場面。大人の「予定調和」や「思惑」を軽々と越えて子供たちが撮った写真には、それがあふれていました。
 そしてもっと大切なことは、1枚の写真の裏に、彼らの「物語」が必ずあるということです。写真を通してそれを「読み解く」ことでお互いの理解につながります。
 ヴォイスでは写真ワークショップやポートフォリオ教育を通して、気づきやお互いの理解を深める一助となるプログラムを進めてまいります。

慶応義塾大学法学部政治学科卒。読売新聞社写真部・バンコク支局・読売写真大賞事務局長・教育ネットワーク事務局を経て、現在フリーランスの写真家。公益社団法人日本写真家協会、公益社団法人日本写真協会会員

理事 武井 祐二

 20年強にわたり複数の外資系企業の日本法人代表を務めました。企業の様々なステージ(創業、拡大、買収、合併、転換、縮小、解散、精算等)において、数多くの失敗を重ねながら目的を達成し多くのことを学びました。それらの知識と経験をもとに次世代の皆様へコーチング・コンサルを行なっています。自分の心の”ヴォイス”に真摯に耳を傾け、”ヴォイス”の実現に向かって頂けるお手伝いが出来たらと思います。

1982年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。日本の建設会社に入社後4年でロイター通信へ転職。英語の電話が掛かってくると黙って電話を切っていました。英国本社での勤務を経て、本場のパブで英語で複数のビールの注文ができる様になり管理職へ移行。日本支社で初めての日本人社長に就任。その後も外資系企業4社の日本法人の代表を務め、60歳で雇われ社長を卒業。コーチングの資格を取得し30名以上の経営層幹部にコーチング・コンサルティングを行う一方、スタートアップの取締役も務めている。

 

理事 吉田 勝己

 自分の将来は、まず自分自身を知ることから始まると思います。
 何が好きなのか、何が得意なのか、何がしたいのかを知ることによって自分の長期的な将来が見えてくるのではないでしょうか。壁にぶつかっても、壁の向こう側の展望が見えると思います。そんな生き方に共感できる方のお手伝いができればと思っております。

1981年ロンドン大学工学部卒。1985年インペリアルカレッジにて博士号取得。
19世紀に創設された伝統的英国企業ロイター通信など3社の日本法人に計30年勤務。
現在、グローバルな人材育成塾の塾長を務める。
20年間撮り続けた富士山写真をYouTube、個人のホームページで公開中